目次
5月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
各市場動向【価格推移】
週偏差率 = (本日の市場価格 - 週平均価格) ÷ 週平均価格
各市場動向【出来高推移】
週偏差率 = (本日の出来高- 週平均出来高) ÷ 週平均出来高
投資概況
5月4週目の水曜日。前日のNY市場はファーウェイの輸入規制延期をきっかけに値を戻したようです。ですが市況を一変させる様なニュースではありません。東証一部は朝方高く始まったものの、上下を繰り返しながら下落し前日を割って終了しています。
一方、新興市場は上昇して終了しています。マザーズは2%以上上昇しました。昨日は急上昇しないとトレンド転換とは言えない。と書いたのですが、辛うじて可能性を残してくれましたね。
JASDAQですが、今日はちょっと風向きが変わったかな?と思っていたのですが、出来高にはものすごいエネルギーの移動がありました。週偏差率が120%を超えています。私の分析ではこれは完全にトレンド転換を示しています。今日の動きからすれば上昇トレンドに入ったと考えてもよさそうです。
個別銘柄では急落した銘柄も多かったようですが、新興市場、特にIPO間もない銘柄は比較的大きく上昇していたようです。個人中心に大きな銘柄間の移動があったようですね。
以上のことから、新興市場はJASDAQ、マザーズともトレンド転換したのではないかと思っています。
日経平均は相変わらず市場のパワーが戻ってきていません。引き続き東証一部は下降トレンド継続と考えています。
■医学生物学研究所【4557】前日比+5.21%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
本日のチャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4557.T&ct=b
前場に大きな出来高を伴って上昇しました。あっという間に3,000円を越えて行ったため増し玉しました。その後動きは膠着しましたが3,000円台はキープして終了しています。大きな売りも出ておらず、出来高増は買いの時に発生しています。下落のリスクは低いと考えています。JASDAQがトレンド転換すると調整は短く終了して上昇するかもしれません。
■PKSHA Technology【3993】前日比+0.47%
PKSHA TechnologyはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.3.29】PKSHA Technology【3993】の選定理由
チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3993.T
本日、後場に出来高を伴って6,500円を越えてきました。もともと週足での6,500円ブレイクをインの判断基準と考えていました。本日勢いがあったためインしましたが、直後に下げてしまいました。この辺の判断がまだまだ甘いです。。。
ただ、下落は限定的で出来高も伴っていないので、リスクは低いと思っています。こちらも市況のトレンド転換の波に乗って週足でブレイクすると調整を脱して上昇気流に乗る可能性はあると思っています。
ピックアップ銘柄
■プロレド・パートナーズ【7034】
プロレド・パートナーズはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.4.13】プロレド・パートナーズ【7034】の選定理由・その2
チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7034.T
株式分割発表後に上昇しましたが、その後下げてきています。相変わらず動きが荒い銘柄です。。。週足で見ると上ヒゲの形となり、上昇のパワーが不足しています。あまり良くありません。当面は様子見にしたいと思います。
■ビジョン【9416】
ビジョンはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9416.T&ct=b
平底型ベースを形成しています。出来高を下げて十字線を形成した形が2〜3週間続いた後、週足実体高値の6,000円をブレイクする流れになるかどうかです。
引き続きウォッチしていきたいと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-