CAN-SLIM投資法を利用して実際に投資を行なっている事例を紹介します。
今回はプロレド・パートナーズ【7034】です。
CAN-SLIM投資法に関連する注目ワードは強調して表示していますので参考にしてください。
目次
ファンダメンタル分析
ローコスト戦略がメインのコンサルティングファームであるプロレド・パートナーズ。コンサルティングでは珍しい成果報酬型のサービス提供でオンリーワンのビジネスを展開しています。
業績について以下にまとめました。わかりやすくするため決算予想数値として発表されている最終年度の数字を100%として、年度ごとの割合を表示しています。
グラフについては綺麗に右肩上がりになるのが理想ですが売上・利益とも見事な右肩上がりです。成長は鈍化していますが、年率30%以上をほぼキープしています。一株利益については、19年度にマイナス成長となるものの、20年度には再び成長を加速する予定です。
チャート分析
チャートですが、以下流れに沿って解説します。
- 2018年7月にIPO後、10月迄上昇しましたが、その後急落。12月に戻り高値をつけて調整期間に入りました。
- ベース形成期間に短期間ではありますがWボトムを形成します。最初の谷より後の谷が浅いのでやや未完成ではあります。
- Wボトムの間の山をピボットポイントとして超えたところで投資しました。(赤い▼マーク)本来は出来高を伴ってブレイクしてほしいところでしたが、出来高があまり上がってこないところが難点でした。
通常は新高値を狙っていくのがCAN-SLIMのセオリーですが、IPO後の短い期間でのチャートパターンが有効かどうかを確認したいということで今回投資しました。 - 出来高が少ないこともあり最初の週に大きく下げましたが、決算発表を受けて出来高を上げて翌週上昇しました。このまま出来高が上がればいいのですが、ボラティリティの高い銘柄ということもあり、出来高を伴って上昇しないようであれば早めに利益確定したいと思います。