CAN-SLIM投資法を利用して実際に投資を行なっている事例を紹介します。
今回はジャパンエレベーターサービス【6544】です。
CAN-SLIM投資法に関連する注目ワードは強調して表示していますので参考にしてください。
目次
ファンダメンタル分析
エレベーターの保守・リニューアルを展開するジャパンエレベーターサービスHD。メーカーに属していない独立系の会社では首位の会社です。現在は関東、北海道が軸ですが、全国に着実に勢力を拡大しています。
業績について以下にまとめました。わかりやすくするため決算予想数値として発表されている最終年度の数字を100%として、年度ごとの割合を表示しています。
グラフについては綺麗に右肩上がりになるのが理想です。売上は年率13%程度の成長ですが、利益が尻上がりに成長しています。一株利益も利益に連動して伸びている状況です。
チャート分析
チャートですが、以下流れに沿って解説します。
- 2017年3月にIPO後、ほぼ一貫して上昇しています。2018年11月に上場来高値を付けた後、調整期間に入りました。
- ベース形成期間に短期間ではありますがWボトムを形成します。最初の谷より後の谷が浅く出来高がそれ程下がらなかった点は未完成な部分です。
- Wボトムの間の山をピボットポイントとして超えたところで投資しました。(赤い▲マーク)上昇が長く続いたチャートでは調整期間に出来高が落ちないパターンが多い気がします。
- 買いサイン後、チャートの形としては取っ手を形成したように停滞しましたが、出来高増とともに再び上場来高値を更新しました。このパターンはこれまでも何度かあったので私の買いサインの判断がやや早いのかもしれません。
今後も流れが継続する限りは保有方針ですが、10週を目途に手仕舞いを検討したいと思います。