CAN-SLIM投資法を利用して実際に成果を上げた事例を紹介します。
今回はUUUM【3990】です。短いスパンですが、4週間で43%上昇しました。CAN-SLIM投資法に関連する注目ワードは強調して表示していますので参考にしてください。
目次
ファンダメンタル分析
ユーチューバーのサポートを展開しているUUUM。HIKAKINやはじめしゃちょーも所属しており、上場の際はだいぶ注目を集めましたね。そのユニークなビジネスモデルは正に新しい時代のコミュニティのあり方を象徴していると思います。財務状況ですが、売上・利益とも順調に伸びてきており20年度には売上利益とも18年度の倍以上と飛ぶ鳥も落とす勢いです。1株利益も年率50%程度の成長を予測しています。ROEも20年度には39.4%と驚異的です。
筆頭株主は代表取締役で37.7%を保有しています。
チャート分析
チャートの流れに沿って解説します。
- 2018年10月に上場来高値をつけた後、ベース形成期間に入りました。しかし出来高はあまり下がらない状況でした。
- その後、取っ手形成前には小幅ながら出来高増を伴って上昇します。
- 振い落とし期間も僅か一週間でしたが出来高も減少しました。
- 振い落とし期間の高値(ピボットポイント)をブレイクしたところが買いサインです。(取っ手付きカップの完成)
- 買いサイン後、出来高が大幅上昇となります。決算発表と重なったのが大きいと思います。この時は4週目の始値で高値となりました。結果的に4週間で43%の上昇になりました!
- その後、この最高値をピークに次の調整に入ったように思います。出来高を急激に下げており、このままベース形成期間に入るのか、出来高を急増させて2回目のブレイクをするのか、ウォッチを続けています。
最後に
今回は4週間という短いスパンでの上昇でした。考えられる要因として、ベース形成期間中に充分に出来高が下がらなかったこと、振い落しも充分に出来ていなかったこと、だいぶ株価が上昇してからのベース形成だったこと、が挙げられると思います。今後事例を重ねて明らかな傾向を見出せればと思います。