CAN-SLIM投資法を利用して実際に成果を上げた事例を紹介します。今回はチェンジ【3962】です。サインが出てから最終的に10週間で66%上昇しました。
目次
ファンダメンタル分析
ITの業務自動化支援に取り組むチェンジ。AIやIoTといったテーマ性のある企業です。財務状況ですが、毎年度着実に売上が伸びてきていました。特に18年度から19年度にかけての売上の想定伸び率は3.2倍と急激に増加する傾向です。1株利益も2.3倍を想定しています。ROEは25.1%、次年度はなんと48.5%を想定しています。ROAは15.1%、次年度は35.3%。なんとも恐ろしい数字をたたき出しています。筆頭株主は代表取締役ではないですが、取締役が20%以上保有しています。ここ数年のAIやIoTの流れを先取りして伸びている企業と言えます。
チャート分析
チャートの流れに沿って解説します。
- 順調に伸びてきた株価ですが上場来高値を更新してから急落してここから長いベース形成期間に入りました。
- ベース形成期間中は出来高が上がらず、上下を繰り返します。
- 取っ手付きカップ型の取っ手を形成する手前で出来高を急激に増やして株価が一時的に上昇します。
- その後、振い落としの期間に入り短期の調整機関に入ります。
- 振い落とし期間の高値(ピボットポイント)をブレイクしたところが買いサインです。
- 買いサイン前後では出来高が上昇傾向となります。
- その後、出来高を伴って10週間で66%の上昇を見せました!